米、イスラエル入植活動を国際法違反視せず

コメント

注目のコメント

• 堀内 隆

  朝日新聞社　メディアデザインセンター 部長

  ・2019年11月19日

  パレスチナ占領地内でのイスラエルの入植は、宗教的動機（「われわれユダヤ人に神から与えられた土地だ」。宗教右派の住民が多い）、経済的動機（イスラエルより家が安い。新移民が移住するケース）、政治的動機（戦略的要所をおさえる）など形態様々ですが、どれも占領地への入植を禁じた国際法に違反している点は一致しています。
  かつて中東和平交渉がまだ動いていた時代は、アメリカがイスラエルに対して強く言える数少ない材料の一つがこの入植地問題でした。それを手放すのであれば、いよいよアメリカはイスラエル•パレスチナ問題の解決に汗をかくことを放棄したのでしょう。