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ミクロとマクロをつなぐ回路は、自分と社会との関係を考える上で重要です。身の回りのことが社会のどのような仕組みでつながっているのかが分かれば、社会を見立てる武器になります。

ところが、教育場面でもマクロ的な知識の習得が先行して実生活との関係を考える機会は少なく、大人もそのような発想で物事を見られていないので、単なる消費者や安直な批評家が量産されています。
政治的な議論は避ける傾向が強く、論点になりそうなことには蓋をして、表面的に取り繕います。仮に議論しても感情と結び付いて心情的な対立にまでなります。

問うて、考えて、表現する機会もトレーニングを受けることも乏しいので、右に倣えで考えない人と組織がこの国の長い閉塞感を生み出しています。
日本人は、制度・ルールありきで物事を考えて最適化を目指し、合理化を図ることが得意だと思います。
しかし、制度・ルールは社会の変化によりどうしても合わなくなり、不都合なものになっていきます。
その場合は、新しい制度・ルールを作っていくことが必要になりますが、既存制度・ルールに関して疑い、自分たちが新しい制度・ルールを作っていく必要があることを教えられてこなかったため、どうしても、制度・ルールは自分たちで作るものではなく、政治家・官僚が作るものだという意識があります。

グローバルでは、企業が自分たちのビジネスに寄与する制度・ルールをロビー活動を行いながら作っていきます。
そのため、いつの間にかグローバル企業が有利な標準、ルール・制度を作り、他の国はそのルールに従わなければいけない環境が出来上がっているのが現状です。

日本は、既存の規制・ルールを疑い、よりよい社会を作っていくためには自分たちでルールを作って変えていく必要があることの意識を変えていかないと、グローバルに新しいことを生み題してくことは難しいと感じています。
子供に考えさせる正解がなく制度に疑いを持つお題。面白い。

最近、日本の小学生の詰め込み宿題が増えている印象。親はその確認が大変なようです。
どうせ子供の宿題をサポートするなら、子供の考えに触れ親も考えさせるものならいいのに。
「読んでいる人に考えてほしいから、自分の主張は皆まで言わずに、結論をオープンにした」

なるほど、私を含め多くの日本人は情報を受け取ることに慣れてしまい、考えることが少なくなっています。だから、会話が薄っぺらい。政治への関心度も低い。
そもそも制度設計が適正かどうかを疑い、建設的な議論を交わす重要性。日本で広がりをもたせるためには、ディベート教育の実施が解の一つかと。
この連載について
まるで預言者(プロフェット)のように、新しい時代のうねりをいち早く紹介するNewsPicksのインタビュー集。本質を見抜く視点を毎週つむいでゆくことで、ちょっと先の未来を覗こう。