川崎重工、水素で世界に先手
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注目のコメント
アンモニア、液化水素、メチルシクロヘキサン、ギ酸、メタノールこの辺のどれがメインの水素キャリアになっていきますかね。何か、用途とかシナリオを整理したものあるのかな。
アンモニア、液化水素は使用端でサプライチェーンが終了するけど、メチルシクロヘキサンは使用端で、もしくは中間地点でトルエンが貯まるので、それをもう一回水素製造端に戻す必要がある。
ギ酸とメタノールは水素分離をした時にCO2をどうするのか?大気に捨てても良いけど、そうすると折角高濃度なCO2をもう一回、水素製造端で作る必要がある。ここは、CO2輸送とCO2固定のどちらが優位なのか?という問題になる。そうするとエネルギーへのアクセスの容易さで考えれば水素製造端でCO2固定の方が有利な気もする。この褐炭の例ならCO2があるけど、エチオピア風力で水素製造なんてなるとCO2を大気から固定することになる。そうなると、ギ酸、メタノール、使用端で大気に放出は少しバカらしくなってくるので、野菜工場、炭酸飲料、尿素やらポリカーボネートの化学品原料に使うことが出来る需要地付近で消費するなり、一旦水素にする、なんてことになりますかね。
追記
風力で水素はチリだったかな。
参考
再生エネルギーを利用した水素生産
https://www.irena.org/-/media/Files/IRENA/Agency/Publication/2018/Sep/IRENA_Hydrogen_from_renewable_power_2018_JP.pdf?la=en&hash=29BA276B797A3DDADCD70F6E7F1487BF12788012この前NEDOのシンポジウムで発表してたやつですかね。オーストラリアの褐炭を使って生成した水素を神戸空港近くまで運ぶところまでは見た記憶が。
その後どうするだっけな、液体にして持ってきた水素。オーストラリアとの長期安定契約まで結んでいれば、褐炭水素は有りだと思うのですが内陸までの安価な供給方法を考えないといけないですね。オイルメジャーのサプライチェーンやガス管使うのかな。
珍しく資源をおさえた形になりましたが、これ何に使うの?とならないような仲間づくりが必要かと。