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増える「粉飾倒産」=低収益で甘い銀行審査

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    (株)インテグリティ 財務戦略アドバイザー/EFFAS公認ESGアナリスト/代表取締役

    粉飾決算が原因で倒産というのは違うと思います。

    粉飾したくなるのは、赤字決算になるのを覆い隠したいからですが、その赤字の原因はそれこそ色々あります。

    得意先が飛んで売上債権が回収できなくなった、売れない在庫をしこたま抱えてしまった、先行きを見誤って投資を回収できなくなった、事業が陳腐化して売上が激減した等々、赤字の原因は挙げればキリがありません。

    倒産の原因は粉飾ではなく、むしろ、このような根本的なものです。

    銀行は融資を回収できなくなった理由を「貸付先が粉飾決算しててさ」と言うのは勝手ですが、不良債権や不良在庫が溜まったり、減価償却費の計上を止めたり、といった程度の”プチ粉飾”は多くの中小企業がやっており、銀行の融資担当者もわかっていますし、わかったうえで融資しています。

    粉飾は麻薬と同じ。問題の先送りをするだけで何の解決にもならないばかりか、一度手を付けたらやめられないので、経営陣が本質的な経営のテコ入れから逃れることを助長するところが問題。

    中小企業がプチ粉飾を罪悪感もなくカジュアルにやってしまうのは、顧問税理士が経営者に「赤字決算にすると銀行が融資から手を引いちゃいますよ」というアドバイスをするからだと私は思っています。

    完全に間違いとは言いませんが、銀行は黒字か赤字かのフローを見て融資しているわけではなく、ストックであるバランスシートか保証や担保で貸倒リスクをカバーできるかどうか(これも広い意味でストックです)だけを見て融資しています。

    毒にも薬にもならない顧問税理士には注意が必要です。


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    東洋大学 教授

    大手行・地銀を問わず、中小零細向けスモールビジネス・ローンで、粉飾や詐欺で不良債権の山を築いた反省が全く活かされていない。

    中小向けにスコアリングを含む単純な定量分析は機能しない。AIによる粉飾察知や、職人的感覚を含めた定性評価を見直しという、新旧両面での対応が不可欠。


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    シンガポール勅許会計士 国際税務専門税理士

    米国企業に比べると日系企業の倒産時の回収不可能債権の割合が高いそうです。日本企業は倒産しないように頑張ってしまいますが、その結果、倒産するときには負債が増えてしまうそうです。

    その一因として士業と企業の関係性があると思います。

    大昔、働いていた個人の会計事務所ではお客様の融資や役所の入札案件を取れるように結果として粉飾決算のお手伝いをしていました。私が担当したのは1期のみでしたがその前から数年に渡って黒字決算で締められるよう調整していました。当時は税理士受験生の身で公認会計士・税理士の先生の言われるまま対応していました。

    その後、就職して大手の会計事務所で税務業務を担当していた間はそんなことはなく、転職して監査法人で働いていた時は、粉飾や不正を見つける立場だったのでもちろんそういったことには携わっていません。

    困っているクライアントを助けるつもりで一度粉飾にかかわってしまうと、次に同じことが起こった時にNOといえなくなってしまいます。
    粉飾などせず、早めに倒産させた方がお客さんも再起のチャンスを得られるのです。

    独立して自分が意思決定できる立場となった今、専門家としての倫理観がとても大切だと思っています。


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