新着Pick
568Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
久しぶりにインタビュー頂きました。真面目に実務していた人たちはRCTの結果を基本的に歓迎していると思います。全ての物事を自分の見たい様にではなく事実に根付いて見るのはとても大切と感じています。
「日本では意識されにくい社会問題」、最近、このことを痛感します。
どんなにサンマやイワシ、桜エビが不漁になっても、気候変動による豪雨で1次産業が被害を受けても、食文化が衰退していこうとしていても、全く自分事になっていないのが現状です。
現在はまだ購買力がある日本は、海外から代替品を低価格で輸入できます。
そのためか、環境や教育、貧困など、社会問題に対して意識が向いていないのが現状だと思います。
購買力がなくなるほど経済が停滞してからでは遅いと思いますが、意識が向き始めるのは、どうしようもなくなってからなのだと思います。

>投資においてファイナンシャル(金融面)でのリターンだけでなくて、社会的に意味のある効果も求めるようになってきている
>リターンが1、2%犠牲になることと、生きていけることだったら、みんな生きていける方を取ります。
「自分で自分の運命をコントロールできる度合いがどれぐらい増えるかが、本当の経済開発」

新興国にとってはGDPよりも<人間開発指数>が有効。このフレーズを読んで、そう痛感しました。
現場の最前線で身体を張りつつ、アカデミアの議論もしっかりフォロー。慎さんにとっては当然の所作なんだと思いますが。

社会的インパクトの強弱が、ビジネスのディシジョンメイキングに影響を及ぼす割合は増えてきていると思います。ただし、慎さんもある意味示唆されているようにその差はリターンで1〜2%位では。地球をより良いものにするには社会性と事業性の両立が鍵ですね。
インパクト投資は日本含め世界に広がっていくと思います。

金銭的リターン目標(例、年利20%)は、現在ドミナントですが、ファンドのあくまで一形態(最もメジャーであることは今後も変わりないでしょうけれど)だと思っています。

金銭的リターンほど明白ではない成果(貧困削減、幸福度上昇、など)を定量的に検証できることは、NPOをスタートアップにし、基金やパトロンをVCやエンジェルにしていくと思っています(wework事件の後であまり綺麗な例になりませんが、、)。


少しずれますが、最近面白かったこと。先日、芸術業界のターンアラウンドの巨匠、Michael Kaiserに質問する機会があり、答えの中でこんなことを聞きました。
"In the not-for-profit world, we are really good at saying what we are NOT for, but we have a hard time saying what we are FOR, and that is our mission."

周囲にはカーネギーホールはじめ全米の名だたる芸術団体のスタッフが集まっていましたが、Kaiserの発言は広く共感を集めていました。

①ミッションの明確な定義、②その実現に向けた行動・組織づくり、③効果の検証、この入口にすら立っていない団体が多く、しかし徐々に変化の兆しが見え始めているように感じました。
経済的リターンと社会的リターンの両立の実現を目指す「社会的インパクト投資」。従来のリスクリターンの2軸に社会的インパクトを加えた3軸での投資の捉え方は、世界的には既にトレンド入りしている状態。今後は一過性のブームで終わらせないために、今般のRCTの手法はもちろん、正当な方法によるエビデンスに基づいたインパクト評価を形にしていく、より正確性を高めるための試行錯誤を続けていくことが必要不可欠。
補助金や支援金についても、これと似たようなことが言えると思います。

つまり、言い方は悪いですが、ヘロイン的な弊害があるということです。

今ある痛みに対しては、それを低減する効果はありますが、あくまで、それは一時的であり、病状を改善するわけではありません。

そして、下手をすると、それに依存するようになります。

「飢えた人達には、米ではなく、種もみと稲作を教えよ」

といったことが言われるように「今、速攻で効果があるもの」ではなく、「持続的に効果があるもの」を提供しないと、最悪の場合、長期的にみたら弊害のみしか残らなくなります。
マイクロファイナンスについても、ユヌス氏についても、経済事情や指標自体がコンテクストとして複雑なのに、回ってくる情報がストーリー調に仕立てられていることが多いので、自分の誤認識や知らなかったことがも沢山あってびっくりです・・・

それにしても慎さんは、「やりたいこと」と「やれること」の掛け算が研ぎ澄まされている。難しいことに挑戦しているのでそれでも成功は確約されていないのですが、経営者として心より応援しています。
良記事。マイクロファイナンスという融資に思われがちな言葉の解説だけでなく、世界と日本のソーシャルインパクト投資という考えの近年の進歩や、国内外での認識の開きなど、現状への理解が深まる内容です。ソーシャルインパクトに関心ある人は是非読んで頂きたいです。

慎氏が代表を務められていたLiving in Peace も、日本で触れられづらい愛情アクセスという社会問題にアプローチする素晴らしい団体です。
自己決定は幸福感にも影響があると聞きますが、経済開発の観点でも大切なポイントなのですね。指標(モノサシ)をどこに置くのかが大切だということも実感します。

以下引用
“経済成長というのはお金がどうかだけでなく、貧困や圧政からの自由がどれぐらい拡大するか、自分で自分の運命をコントロールできる度合いがどれぐらい増えるかが、本当の経済開発であると言っています”
この連載について
途上国での貧困解決でイノベーションを起こした新たな開発経済学。いまや世界各国の政策に大きな影響を与えており、2019年にはノーベル経済学賞を受賞した。成功の要因となった社会実験、研究の成果、世界へのインパクトを考える。