ECB、銀行ストレステストに気候変動リスクの導入検討=副総裁
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注目のコメント
具体的にどの様にストレステストに気候変動リスクを織り込むのか気になります。。
環境問題への対応としては大手行は責任銀行原則などの自主規制を策定しています。
公的な枠組みとしては、併行してタクソノミー**の話があり、これをどうリスクとして銀行のアセットに反映させるべきかという議論があります。
また、第三者機関であるS&Pなどの格付け機関についてはESG(環境社会ガバナンス)を格付けに反映させるという動きがあります。
銀行や国際機関で色々なタイプのリスクを見て来ましたが、個別債務者の格付け手法の一環として一定の範囲でESGを織り込むべきなのではないかと個人的には考えています。
** 欧州が主体で進められているサステナブルな経済活動を特定する分類方法先日、FRBのブレイナード理事も気候変動についてコメントしていましたが①)、欧州では、ストレステストの一部にするかたちで具体的な政策として導入することを検討とのこと。そして気候変動ストレステストはすでに英中銀が導入の検討を表明していてトップランナーとなっています(②)。
セクシーとか言っていた時代はもう終わり、その先に向かっています。
①FRB理事、気候変動は「深刻リスク」 政策決定に影響も
https://newspicks.com/news/4368774
②Mark Carney says Bank of England to stress test banks with ‘catastrophic’ climate scenario
https://newspicks.com/news/4385067本当に現段階で「中銀も役割を果たす必要がある」のかな (・・?
重要な問題であることは間違いないですが、中銀の本質的な役割って何だろう・・・ 金融緩和が行き過ぎて政策余地が狭まった現状を全力挙げてなんとかする方が先決であるように感じないでもありません、賛同は得られないだろうけど (^^;