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10年以上前の新聞大会でのこと。ゲストスピーカーに招かれた阿木燿子さんが「これだけの男性だけの集団を前にお話するのは刑務所を慰問して以来です」と話し爆笑を誘いました。実は今もほとんど変わっていません。先月、宮崎県で行われた新聞大会の会場はダークスーツのシニア一色でした。マスメディアは典型的な男社会。人事も現場から積み上げると、男ばかりになります。適材適所が現場の言い訳です。やはりトップが決断ふるしかありません。アファーマティブアクションはあり、だと考えます。
自分の環境だけでなく、業界全体に色々、色々、思う事があります。

おそらく各社変わらねば!と過渡期ではあります。
もちろん、"決定権"をもつセクションの色が、必ずしもカラフル(ダイバーシティに富む)事が正解でない事だってあります。
しかし、テレビが向かいあっている多くは女性。親子視聴でもイベントでも女性が意識されています。
コンテンツ制作はもちろん、働き方、時代感、変わりゆく家族の形や生き方そのもの。色んな人と向き合い、色んな要素があるテレビこそ、"決定や責任あるポジション"もカラフルであればと。

「東京島」(桐野夏生の小説、映画版は木村多江)フィクションだと、いろんな男性と色んな美味しい思いもできますが、「現実の東京島」は…!?
ご想像にお任せします。
3年前、マスコミ倫理懇談会で登壇したら、100人はいる会場に女性が二人でした。思わず、「倫理の前に語るべきことがあるのでは」とコメントしました。

僕がいたBuzzFeedは世界でも日本でも社員は女性の方が多く、幹部もほぼ半分が女性。編集長クラスも女性が多かった。先日アメリカで参加したOnline News Associationの総会も登壇者の半分以上が女性でした。

ちょっと遅れているどころではなく、本当に異常な状況だということを理解するところから始めないといけないと思います。
この調査結果を見ると、何がニュースなのか、何を面白いとするのか、何が笑いで何がアウトなのか、を決める責任者に女性がゼロということになります。
この同質性の問題が「リスク」につながります。「ニュースを捉える感度が鈍る」「ハラスメント」「番組不祥事」など。
メディアの同質性は日本の風土や文化における大問題。
スウェーデンの政治家に言われてハッとしたことがあります。「政策を作るのは政府。でも風土や文化を作るのはメディアなんですよ」と。
あくまで印象ですが、日本の新聞・テレビ・出版社などのマスメディア、とりわけ「大手」はこの男女比の件も含めて、確かにあまり多様な「属性」を持つ組織文化では無いように見えます。キャリアなんかについても、そうですよね。どちらというと新卒メイン、あまり開かれていないイメージ。

ワタシが以前に居た中で、タレント戦略に「女性」という章を持っている会社がありました。女性比率を上げよう!という掛け声だけでなく、固有名詞で、戦略的・計画的に幹部層の女性比率を上げていく。進捗を毎年追いかける。

初めて見たときは、そこまでしなきゃダメ??と思いましたが、そこまでしなきゃダメ、なんでしょうね。
民放に限らずマスメディアの幹部会合に行くとダークなスーツのおっさんばかりなので、5%も女性役員がいるのか、と逆に驚いた。
今、ちょうど、幕張メッセで開催されているInter BEEに来ています。

私は自動車業界なので、放送、メディア業界は、全くのド素人ではありますが…

展示や講演を聴けば聴くほど、レイバーインテンシブ(労働集約型)な産業だと感じています。

放送とメディアの祭典であるはずなのに、NetflixもDisney+もありません。
頂点に君臨するのは、NHKやDocomoといった官製に近い企業、そして、その下のピラミッド的な産業構造。

facebookのプレゼンがありましたが、日米の差が圧倒的でした。

日本は未だにハードウェアや手段について述べ、facebookはビジョンとプラットフォームについて述べました。

自動車業界のディスラプトの危機が叫ばれていますが、放送、メディア業界も、かなりマズい状況ではないか…と実感しました。

※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません