ソニー、子会社ＳＲＥホールディングスの上場で100万株を売り出しへ

［東京　１４日　ロイター］ - ソニー<6758.T>は１４日、連結子会社で不動産事業やＩＴプラットフォーム事業などを展開する「ＳＲＥホールディングス」（東京都港区）が東証マザーズへの新規上場を承認されたことを受け、保有株式の一部１００万株を売り出すと発表した。

ＳＲＥの上場予定日は１２月１９日。保有割合は売り出し前後で５６．２９％から４２．２５％に下がり、ソニーは持分法適用会社として会計処理する予定。

ソニーの２０１９年度連結業績見通しに与える影響は精査中としている。　

(内田慎一)

コメント

注目のコメント

• 江口 亮介

  株式会社TERASS 代表取締役社長

  ・2019年11月14日

  ソニー不動産あらためSREホールディングスが上場承認。
  売上28億円、経常利益3.8億円。想定時価総額433億円
  経常利益率13.5%、経常利益マルチプル113倍となかなかのバリュエーションできていますね。
  
  両手取引をしないエージェント制、CtoC取引のおうちダイレクト、不動産仲介業界としては革新的な取り組みをして頂いています。
  
  今年SREホールディングスとなり、ソニーが持つIT・AI技術をtoB向けに販売する事業もかなさり、AI×リアル事業として不動産とセットで成長した結果の上場です。もう1段詳細なセグメント売上が知りたいです。
• Kato Jun

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2019年11月15日

  気になる。
  SREはソニー過半でヤフーも4割くらい出資している。ソニーの子会社上場は2007年に上場したソニーフィナンシャルHD以来のはず。その後はソネットの完全子会社化をして、ソネットが投資していたエムスリーも持分法適用ではいる。
  投資資金が必要であれば自社で投資できる状態だし、そもそも規模もソニー連結で考えれば小さい。どうしてあえて上場子会社化するのだろう？
• 澤 陽男

  経営コンサルタント・弁護士

  ・2019年11月15日

  ソニーにとってはノンコア事業ということでしょう。親子上場を続けるのではなく、徐々に持分を売却していくものと思います。