ZホールディングスとLINEの経営統合に伴い、2021年にLINEから商号変更。ソフトバンクとNAVERが株式を50%ずつ保有する中間持株会社。
業績
2021年に旧ZホールディングスとLINEの統合によって誕生した持株会社。傘下にヤフー、LINE、ZOZOなど。直近は戦略事業と位置付けたFintech事業を強化。
時価総額
2.92 兆円
業績
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両者の組み合わせによるインパクトとしては、まず最初に優れた顧客基盤と顧客接点が挙げられます。デジタルトランスフォーメーション時代の顧客基盤とは、ずばりスマホの中で親密な顧客接点をもつかという点に集約されているなかで、LINEというコミュニケーションアプリと各種サービスを展開するソフトバンク側の企業連合は、これで国内No.1の顧客基盤をもつ連合に躍り出たと言っても過言ではないでしょう。
そして、その優れた顧客接点をもとに、LINEやPayPayから、各種の金融サービス、EC小売、さらには旅行・通信・電力・モビリティーへと誘導する巨大なプラットフォームが形成される。
アリババとテンセントは、生活サービスのプラットフォームの中に商流・金流・物流を囲い込み、ユーザー1人ひとりに関するビッグデータを蓄積しています。そのデータが新たなサービスの開発に活用され、さらに次のサービスが展開されるという事業展開を続けてきました。
ヤフーとLINEの経営統合には、中国2大プラットフォーム企業をさらに超えるような優れた顧客価値を提供し、日本発の破壊的イノベーションが生み出されることを期待しています。
ジャック・マーは引退しましたが、日本の孫正義氏の野望は止まりませんっ!
アリペイを核にしたスーパーアプリとWeChatを核にしたスーパーアプリを超えるエコシステムを作り上げていくなんて、すごいですね!
Yahoo!の川邊社長と小澤取締役は大変だと思いますが、すごい世界を作っていってるのは、ダイナミックです(^・^)/
シナジーもしくは特徴や競争力、能力を掛け合わせることによって新しい価値を生み出す狙いですね。群経営によってそれらのピースはどんどん増える。しかし、増えれば自動的に成長するわけではないのが常です。
効率化やコストダウンの先にどんな新しい価値を生み出すのか楽しみですね。
ただ、私は、それ以前の問題として、本当にこのようにシナジーが発生する事業統合が出来るのか?というところに注目しています。
もし、かなり早い段階でシナジーを出したければ、Lineの親会社であるネイバーの影響力はかなり限定的にしないと難しいと思います。
また、確かに決済事業はPayPay一人勝ちですから、Yahoo!が優位ですが、アジアを中心に海外での展開に成功しているのはLine です。
Lineはてんこ盛り事業をせずに、丁寧に一つひとつ事業を載せていければ、アジア各国で成功する可能性があったのに、日本のてんこ盛り事業で自らの首を絞めてしまった感があります。
となると、事業統合で、LineがソフトバンクG率いる孫さんの思惑通りに行くかどうか?まずは大きな壁はそこでしょう。
こうやって考えると、本当にWeWorkについては、大失敗でしたね。何事も間前向きなことよりもしりぬぐい的なことの方が面倒です。その面倒なことをしながら、日本からアジアに通じる企業がここで生まれるかどうかの瀬戸際ですが、もちろん、頑張ってもらいたいと思っています。
分からないのだが、ヤフー主語の記事が多いが、本当にそうだろうかと思わなくもない。NAVERとして伸び悩む中でエグジットをしたい、ただ化けたときのリターンは取りたいという観点でこういうスキームになっているようにも思う。
それか自分は詳しくないが、こういう形にすることによって何か税メリット取れるとかがあるのだろうか?(ソフトバンク・ヤフーとして税メリットがあるならやりうるかもとは思う)
しかし、今回の統合ニュースでWeWorkへの失敗が薄まったのは運が良かったと思います。