米中通商交渉が「暗礁」に、農産物購入巡り=報道
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摩擦が始まる前の2017年の中国の輸出と輸入に占める米国の割合はそれぞれ19%と9%程度で日本にとっての中国、米国ほどの重みはありません。次世代の覇権の要になりそうな5Gは技術でも陣取り合戦でも中国が優勢で、米国の要求に従ってファーウェイ締め出しに動いたのは日本とオーストラリア、カナダくらいでイギリスすら様子見です。米国との摩擦が中国経済を決定的に破壊することはなさそうですし、軍事的な争いにならない限り、中国が一方的に米国に負けることはないでしょう、たぶん。
対米国で毅然とした態度をとることが習国家主席の政権基盤を強めている様子も見られます。米中間の争いが経済を巡るものから勢力圏、あるいは将来の覇権を巡るものに移っている以上、足元が盤石とは言い難いトランプ大統領を相手に中国が一方的に譲ることはなさそうに感じます。大統領が中国への圧力と成果を米国民に誇ろうとすればするほど、中国のバーゲニングパワーが増す状況にあるんじゃないのかな・・・ (・。・;