「観光公害」が日本を亡ぼす!?外国人客殺到で疲弊する地方の実態 - DOL特別レポート
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クオリティ・ツーリズムは参考になる考え方のように思います。「なぜ海外の観光地と日本の観光地って、雰囲気が違うんだろう?」と漠然と不思議に思っていた時に、出会ったのがアレックス・カーさんの本『美しき日本の残像』でした。この本を読んで、「あ、そうか。日本はやたら大きな看板があるんだ!」ということに気づかされて、ストンと腑に落ちた感じ。
例えばアメリカの私が前に住んでいた島は、マクドナルドが島に立つというだけで大反対運動が。スタバもなかなか進出しませんでした。古き良き景観をまもるため、街の人とビジネスサイドが協議を行い、景観を損ねる店の外観や看板は全部取り付けないことで合意にいたった経緯があります。地元の人の声は大事にしないと、観光客誘致も無計画では、地域が死んでしまう、、、かもしれませんね。
その彼の本であれば、新しい『観光亡国論』も是非読んでみたいです。