3Dプリンターで人工血管 佐賀大が臨床研究、来春移植へ

コメント

注目のコメント

• 山田 悠史

  マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

  ・2019年11月13日

  体内の臓器は、その機能を形に依存する部分もありますが、一般に複数種類の細胞から成り、それぞれの細胞が異なる性質、役割を持ち、コミュニケーションを取るという複雑な系を持ちます。このため、3Dプリンターで形を複製できるからと言って臓器が簡単に作れるというわけではありません。
  
  しかし、血管に関しては、その構造、細胞の成り立ちが比較的シンプルなので、特にこれまで人工物でも治療ができていたような箇所では、3Dプリンターを用いた複製が非常に有用だと思います。
  
  価格設定の壁があるかもしれませんが、安価な治療となれば、手術で血管をつなぎ変えたり、人工物で橋渡ししている既存の治療を置き換えるポテンシャルもあると思います。
• 稲葉 可奈子

  産婦人科専門医 医学博士

  ・2019年11月14日

  臓器はなかなかハードル高いけれど、血管や弁など、構造がわりとシンプルでかつすでに人工物が臨床現場で使われているものについては、３Dプリンターが活用できる可能性ありそう。
  それによってクオリティはそのままに、コストダウンはかれたらすばらしい！
• 九州 人