“記述式問題” 事業者が事前に正答例把握 大学入学共通テスト
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注目のコメント
「共通テストには、国語と数学に記述式の問題が導入されますが、採点を任された民間事業者に、大学入試センターから問題と正答例が試験を実施する前に知らされる仕組みになっていることが分かりました。」
教材提供、試験採点が同じ会社。
2019年から2023年で61億6千万円で落札。
一社だけに採点を依存ということ自体、課題があるように感じます。
そもそも記述式が必要かどうか、今後も議論になりそうです。
追記:
受託会社は2017年に設立された「学力評価研究機構」で、2014年に情報流出した会社とは別のように見えます。
追記2:
林さま、メッセージありがとうございます。関連会社ということは知っております。ただ、子会社ではありますが、流出時の会社と同じではないため記した次第です。採点を請け負う民間業者は,以前に大量の顧客情報を漏洩させたB社の子会社ですが・・・そんな業者しか採点業務を受注できるところがなかった時点でこの制度は既に破綻しています.これだけでも十分にまずいのですが,そんな競争環境で採点業務を本格的に民間委託するとなると,将来的にコスト的な面とシステム的な面で,大学入試はその企業ぬきには成り立たなくなりかねません.公的な選抜と相容れない状況に陥ります.
● 追記
「国から教育は変わらない.各大学から入試を変えよう.教育関係者は抵抗勢力.」という趣旨のコメントがありますが,各大学の自主性尊重は2014年以前の文部科学省方針です.そこでは記述や面接など多様な観点での評価は個別試験で行うとされています.中教審の議事録ふまえると,今回の混乱は,Newspicksで絶賛されていた下村元文科大臣が専門家を排除して進めた政策です.教育関係者を無視した「俺の教育論」の危険性を理解頂きたいです.
https://newspicks.com/news/1295889/body/
「官が主導したら漏れないのか。センター試験は漏れた。」という声もありますが、「センター試験漏洩」のデマは毎年流れます。明確な漏洩実績はありません。また、事前開示の有無は程度問題ではなく、作題・運営以外に開くには情報管理のうえで明確な線引きが必要です。何より【採点業者の親会社が対策教材を販売する】こともありえますよ。
> 小宮山様
「学力評価研究機構」はB社の関連会社です.アルバイトの求人には明記されてます.
https://www.froma.com/detail/clc_3737880002/文科省はルール無視が平気になってきたようです。問題と正答例を、事前に採点者、今回は民間業者に渡すとは聞いた事がありません。普通は採点者も、受験生と同時ぐらいに問題見るのが当たり前なのです。これも、自分らの天下り業者、つまりベネッセをなんとか採点業者にしようとする、文科省の結果ありきのカイアクなのです。
今回の教育カイアクは、不始末ばかり。全て、もう一度考え直すのが、子供達の為のなのです。