店舗内の商品一括検索、イオンが「スマートモール」計画
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注目のコメント
こういうのって話題性や期待値は高いのですが、いざ実装となるとお飾りで終わるパターン、凄く多いですよね。
ショッピングモールの強みは、極めて近距離に多種多様な店舗が軒を連ねている事であり、消費者ニーズはそれに併せて購買行動の取捨選択が出来る事だと思います。
結局モール内でも、何個か置かれたデバイス目掛けて歩くのは億劫で、結局「適当に見ていこうぜ!」ってなりそう。
ただ、なるべく足腰に負担をかけたくないお年寄りや怪我をされている方々にとっては優しいサービスだとは思います。なのでより分かりやすいUIに期待します。
メインの顧客層ってf1-2、m1-2だと思うので、私も含め個々人のデバイスで操作できた方が体験価値的な面でも店舗集客の面でも良いのではないでしょうか。
このマップサービスとの適合性は高そうです。参考までに貼っておきます。
→https://newspicks.com/news/4284404/?utm_medium=urlshare&utm_source=newspicks&utm_campaign=np_urlshare&invoker=np_urlshare_uid3307770世の中のデジタルシフト合わせて、各社デジタル施策を打っているが、何故か惹かれないし、こういった施策によって業績が上がる気がしない。何故かとうことを突き詰めると、why?つまり、何故導入するかが、全く見えてこないからだ。
欧米や中国のデジタル変革を見ていると、世の中のライフスタイルそのものを変えたていきたいという想いと構想があり、それを実現するためのテクノロジーは何かを考えている。
欧米・中国企業との議論は常にこの流れだし、常にクライアントからも求められる。何故か日系大企業だとこの流れにならない。何故だろうか。過去から現在まで、こういったことは常に言われているのに、結局変わらないのは•••。あるまちづくりの記事で、「あえて不便さを生み出す」と書いてあった。これは、まちで複合施設をつくるのではなく、あえて一つずつ店舗を点在させるという、不便さを生むことでまちを歩き回ることを促し、地域の活性化を目指すというものだった。
その観点からみると、このイオンのスマートモール化はこの考えと真っ向から対立するものである。そもそもイオンという複合施設では欲しいものはなんでもそろう。そして、田舎で土地の余った地域には大型のイオンのようなショッピングモールが建設され、その地域の商店はシャッター街となっている。
その上、そのような商業施設であるイオンの中でも、さらに行きたい店舗にダイレクトに行くことができるシステムが導入される。そうなればイオン内でもどのような影響がでるのだろう?私個人としては、洋服を見ても、全く知らないブランであってもたまたま通ったことで欲しい物が見つかるという経験をしたことがある。だが、このシステムが導入されれば寄り道というものがなくなり、欲しいもののある店にしか寄らなくなる。
そうなれば、イオン内でも売り上げが厳しいものになるのではないか?このシステムは、消費者にとってはありがたいものかもしれない。しかし企業からしたら必ずしもそうとは言えないだろう。まとめるならば、スマートモールのイオンは便利すぎるのだ。