皇室記者が現場で感じた、新天皇夫妻と上皇夫妻の「大きな違い」
コメント
注目のコメント
非常に学ぶことの多い記事でした。礼讃が全てでは良くないという気もしていたので、こういう記事を読めてよかったです。
一点、この記事が損をしていると考えるのは例えば次の記述、
> 正直に言いますと、私は現役記者当時から、前天皇夫妻を好意的に見ることができませんでした。「他人の口を介した報道で世の共感を得る」のは、何度となく繰り返されたやり方だと思っています。
>
その他「反感」という言葉も二回出てきます。
「象徴」「日本的忖度」などの興味深いキーワードをもつ記事だけに、なんだか筆者の個人的好悪からと誤解されかねないからです。
最近両陛下への礼讃の裏で皇嗣家への批判も酷いようですが、その手の感情的批判と同ジャンルに扱われないように、そこは工夫されたらいいかなあと考えました。上皇陛下夫妻について、かなり踏み込んだ書き方でした。
戦争がなく、一方で大きな自然災害を2度も受けた平成という時代ので中で、平成天皇は常に「象徴とは何か」を自問自答した結果の「お務め」であったと思います。
世界で一番古い王室であり、世界で唯一「Emperor」と呼ばれる天皇が存在する国の国民は、日本人の精神の中に間違いなく存在する天皇を、我々もまた「象徴とは何か」と、永遠に考え続けなければならない宿命にあると思っています。
そう言った意味でも令和の新たな天皇が、自ら「象徴とは何か」を考えていただけることを深く感謝したいと思います。
