ガイアナ他「新興産油国」の突然の台頭に混乱する世界
2019/11/10
石油産業のカギを握る4カ国
世界が求めていようといまいと、石油生産量が増える時代がやってくる。
気候変動の深刻化に懸念が募り、世界的に原油の需要が鈍化しつつある中、それでも今後、大量の原油が供給されることが予想される。
その供給元はブラジル、カナダ、ノルウェー、ガイアナ──長年、減産を続けてきた国々か、そもそも産油国として知られていなかった国だ。
サウジアラビアの国営石油会社アラムコが11月3日、史上最大規模となる可能性があるIPO(新規株式公開)に向けた計画を始動させた主な理由も、そこにあるのかもしれない。
現在、世界で1日に生産される原油の量は8000万バレル。2020年には前述の4カ国による生産量が合わせて(日量)100万バレル近く追加され、2021年にはさらに100万バレル近く増える見込みだ。
石油価格の下落がもたらす混乱
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