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「自分で決める」と自己責任論に回収されてしまうのか

cakes(ケイクス)
劇作家・平田オリザさんと経営学者・宇田川元一さんの対談。第3回では平田オリザさんの著書で語られている「文化の自己決定能力」というキーワードを出発点として、「自己決定能力」や「過去の棚卸し」について話し合います。外の世界に氾濫する「ノウハウ」に依存する前に、自己の内なる資産に着目する――。通底する思いを胸に、ふたりが実行してきた施策を辿ります。
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平田オリザさんとの対談記事、第3回目です。
今回は「自己決定」はいかにして可能か、ということについて、平田さんが城崎アートセンターでなさってきたこと、私が大手企業のイノベーション推進活動の支援で行っていることをお話しています。

NewsPicksのインタビュー記事( https://newspicks.com/news/4268062 「過去の成功体験を捨てるな」がタイトルです)でも述べたのですが、地に足のついたイノベーションの推進にとって必要なことは、その会社にとっての必然性があることを行うこと、また、過去に実際に自分たちやってきた成果を単純化を避けながら紐解き、現在の状況でも実現できるようにすることであると考えています。

こうしたことができるようになると、自分たちはどうしていくか、という「自己決定」ができるようになると思うのです。
逆に、それができないと、自治体も企業も「地方創生コンサル」や「イノベーションコンサル」の食い物にされ、収奪されていきます。また、様々なマネジメントセオリーやらコンセプトやらが次々と現れては消え、時間稼ぎのような消耗を繰り返していきます。
これは依存症的な状態と言えるのではないでしょうか。

困難な状況の中にある日本の企業社会や地域社会が、問題の先送りのための「問題解決」に飛びつく、依存症的な状態からどのように回復していくことができるか。
どのように自己決定をしていくことができるか、そんな事を考えながら読んでいただければ幸いです。