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10月30日に行われたポンペオ国務長官の講演は、米国と中国の価値観の違いを強調するものでした。ポンペオ国務長官は、中国が、不公正で略奪的な経済慣行と、米国と相反するイデオロギーと価値観をもって、世界制覇を狙っているとしたのです。
米国が中国の世論工作が「シャープパワー」を用いて行われているとしてこれを排除し、経済的に中国に圧力をかけて米中対立の領域は経済に広がり、安全保障に関する問題も関わってきました。
そして、その根本にあるのが、イデオロギーや価値観であるとすると、米中関係は、まさに冷戦構造であると言えます。ただ、米ソ冷戦時代とは、国際的な経済構造が異なり、サプライチェーンはより複雑になっています。米中対立は、米中新冷戦と呼ぶべきなのかもしれません。
問題は、イデオロギーや価値観に基づく対立は、いずれかの政治体制が変わらない限り終わらせることが難しいことです。米国と中国の対立が長引けば、米中両国だけではなく、日本を始めとする各国の経済にも大きな影響を与えるでしょう。
日本は、米中新冷戦の中で、米国との安全保障上の協力と中国との経済関係のバランスをとるのが難しくなる可能性があります。日本は、イデオロギーや価値観の差異を強調されれば、中国に対して強い態度をとらなくならざるを得なくなるでしょう。