[6日 ロイター] - 米通信用半導体大手クアルコム<QCOM.O>が6日発表した第4・四半期(7─9月)決算はライセンス事業の売上高が市場予想を上回ったほか、今四半期の利益見通しも予想を超えた。

引け後の時間外取引でクアルコムの株価は5%上昇した。

ライセンス事業の売上高は11億6000万ドルで、ファクトセットのまとめたアナリスト予想の11億ドルを上回った。

特別項目を除く1株利益は0.78ドルで、市場予想の0.71ドルを上回った。

第1・四半期(10─12月)の調整後1株利益見通しは1.20ドル。市場予想は0.83ドル。

また、モデムチップ搭載のスマート機器の販売台数が2020年に17億5000万─18億5000万台に達し、うち次世代通信規格「5G」デバイスは1億7500万─2億2500万台になるとの見通しを示した。