日本生命と大樹生命、証券管理を一本化
日本経済新聞
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異なる生命保険会社の間で証券管理業務を統合するのは初めてということですが、証券分野で今夏に野村證券と山陰合同銀行グループが包括的業務提携を発表した通り、このような複数組織の連携による事業改革は今後かなり増えていくと予想しています。
日本の金融業界は垂直統合型事業構造が根強く残っていますが、その強みとなる事業や収益に直結する業務にリソースを集中させ、競争力や差別化を創出するというのは他業界では当たり前に行われていることであり、これから金融ビジネスの競争が激化し、利ざやもより薄くなっていくなか、加速度的に進んでいくことは間違いないと思います。