投資家が語る、複雑化と成熟化が進む世界のスタートアップ環境
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フレスコキャピタルでは『イノベーションは「グローバル」ないし「ユニバーサル」ーどこでも起きうる』と言う信念のもと、設立当初からグローバルに投資活動をしてきました。
グローバルに投資することにより、世界のベストプラクティスを比較でき、ビジネスモデルのサニティ・チェックもでき、トレンドの予見もできるなど、多くの利点も感じてきました。
ここに来て漸く米国シリコンバレーのスタートアップ業界などもグローバルイノベーションの可能性に振り向き始めてきたと感じています。
例えば、今期のYCombinator参加バッチの多くがグローバルビジネスであったり、と。
スタートアップ業界がグローバル化するのと同時に、その複雑化も進んでいます。
これからは、各プレイヤー各々が本質的な価値創造をすること、そして複雑な環境もスマートにナビゲーションしていくこと、が求められてくると考えています。最近、これまでスタートアップへ投資をしていなかった投資家がこのクラスへ投資を始めています。それは日本のみならず米国などでも同様の傾向が報告されています。
本文にもあるとおり、メガファンドの出現により、これまで生じていなかった新しい生態系の動きにも繋がっています。
新規参入でプレイヤーが増加すると差別化が重視される。資金力も1つの要因ですが、それが一部の不適切なバリュエーションの高騰へ繋がっているとの指摘もあります。
そうすると、投資家はひとつ踏み込んだ姿勢が求められることになるのではと、とくに日本の環境をみていて感じます。グローバルスタートアップのトレンドとその背景について、フレスコキャピタル・鈴木さんに解説頂きました。
特定の国だけを見るのではなく、世界30都市をカバーして投資活動を行っている中での知見が勉強になります。
シリコンバレー一強時代は終わるのか。大きくなりすぎたテクノロジー企業は今後どうなるのか。ぜひ記事をご一読ください。
複雑化していく中で、倫理観をより重視する姿勢が求められるというメッセージに共感します。