[東京 6日 ロイター] - 三菱自動車工業<7211.T>は6日、2020年3月期の連結業績予想を下方修正した。足元の実勢を踏まえて出荷台数の減少や為替の見直しを反映した結果、営業利益は900億円の予想を300億円に、当期純利益は650億円の予想を92%減の50億円に下方修正した。

通期予想の前提となる為替レートは1米ドル108円、1ユーロ120円を見込んでいる。グローバル販売台数は127万4000台を計画している。5月時点では130万5000台の見通しだった。

同日発表した4─9月期連結決算では、営業利益は前年比82.0%減の102億円、当期純利益は95%減の25億円となった。

(内田慎一)