[イスタンブール 5日 ロイター] - 5日に公表されたメトロポールの世論調査によると、トルコのエルドアン大統領の支持率が10月に上昇した。トルコ軍は10月、シリア北東部でクルド人勢力をトルコ国境付近から排除するために攻撃していた。

その調査では、前回から3.7ポイント上昇して48%となり、2018年6月の大統領選以降、最も高い支持率となった。

一方、不支持率は9.3ポイント低下し、16年7月のクーデター失敗以来、最低の33.7%となった。

調査対象の18%は、無回答または「意見がない」と回答した。

トルコでは、2018年に通貨・リラが30%下落する最悪の危機に直面。それ以降、インフレ率と失業率が上昇して国内経済は後退局面となり、大統領の支持率は低下基調にあった。