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この記事は特に読んでもらいたい記事です。
僕なりにここ1年位考えてきたことが、カチッとはまった瞬間でした。
昨日に引き続き、カゴメCHOの有沢さんに、RMSの荒金さんとインタビューをしています。

前回のカゴメでの有沢さんの取り組みに加えて、今回は
1.後継者育成、人材育成の意義
2.外部から来た「プロ人事」として様々な改革の施策を実施する上でコンフリクトにどう向き合っていくか
という点についてお話をいただいています。

どちらも非常に重要なテーマで、これは人事に限定されず、経営(戦略)全般に関わるものだと思います。
1について、私はこのインタビューの中で、マーチン・ファン・クレフェルトの『補給戦』という本を思い出した、というお話をしています。
人事戦略は、戦略のロジスティクス(補給戦)であり、補給線をしっかりと確保していけば、遠くまでいけます。しかし、補給線がままならないと、戦線が拡大すればやがて限界を迎えます。
大手企業だけでなく、スタートアップ企業も含め、この補給戦という観点が経営にとって欠くべからざるものであると思いますし、私の『他者と働く』も、そういう観点で書いたものとしても読んでいただければと思っています。

2について、是非読んでいただければと思いますが、トップダウンでやりつつも、労働組合との話し合いを経て施策を実施するなど、現場との対話を踏まえた実施を行っている、という点が印象的です。それでもずれることも、失敗することもある、でも、そこはアジャイルにやっていくしかないのだと思います。

しかし、これらの点を踏まえて重要なのは、そうした改革は何のために行うのか、ということです。次回は、ここに踏み込んで考えていきます。

前回も書きましたが、同じやり方をやることが大切なのではなく、会社ごとに状況は違うので、それぞれの会社ごとにやり方は考えなければなりません。
けれど、何をやっているのか、という観点で見ると、人事戦略は補給戦なのだな、ということが明確に分かる時間でした。

ぜひご一読ください。
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