[ベルリン 4日 ロイター] - IHSマークイットが発表した10月のドイツ製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は42.1で前月の41.7からは改善したものの、景況拡大と悪化の節目となる50を引き続き大きく下回った。新規受注が13カ月連続で減少したほか、雇用削減の動きも加速した。

改定値は、速報値から幾分上方改定されたが、依然2009年6月以降で2番目に低い水準。

IHSマークイットの主席エコノミスト、フィル・スミス氏は、工場で人員削減の動きが広がっており、長引く製造業不況は国内経済に一段の脅威となっていると指摘した。ただ、雇用の削減は、10年余り前の世界金融危機の最悪期ほどひどくないという。

「ドイツ製造業の低迷が底に到達したのはまだ分からない」とし、11月中旬に米政府が欧州連合(EU)製自動車に追加関税を課すと決定するかどうかにかかっていると指摘した。