アンダーアーマー株下落、一時16%安-会計巡り連邦当局が調査
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アンダーアーマーは、2014年、アメリカのスポーツ衣料でアディダスを抜き2位にまでなりました。
しかし、その後1位のナイキを越えようと無理な販路拡大をした結果、価格競争に陥りブランド価値の低下に結びつきました。今回の会計処理の問題はこうした背景が大きな理由かと思います。
昨今の動きを見ていると、アメリカのブランドは体質が盤石ではない中、体格を大きくしようとしてブランド価値を低下させつつあるように感じます。
一方、ヨーロッパのブランドは体質と体格のバランスが良く、ブランド価値を維持、ないしはより高めていっており、明確に評価が分かれていると思います。CNBCの記事を読むと、2016-2017の間で3人に渡るCFOの入れ替わりがあったり、現時点でも経営体制の移行期間中(創業者のステップダウンに伴う新体制への移行)であったようで、実は慌ただしかったんですね。
様々なスポーツを楽しんでいる身としては、アンダーアーマーを見る機会が多かったのでブランド戦略の一環と思っていましたが、果たして、今回の調査の結果がどう触れるのか。下記WSJ記事も併せて。Under Armourはリストラモードで、数字を良くしたいインセンティブが働きやすくはあるが…時価総額は約90億ドル。
https://on.wsj.com/2Cbgr6d