「女性天皇」「女系天皇」を本格的に議論すべき時期がきた〜田原総一朗インタビュー - 田原総一朗
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注目のコメント
論理構成がおかしい。
「女系を考える上で、女性天皇が必要だ」としながら「自衛隊員でも女性がいるのだから、女性天皇も検討すべきだ」としている。
前者は論理としては妥当。後者も論理としては妥当。
しかし、前者と後者を繋げる論理構成は破綻。
何故なら、女系天皇の議論の本質は「一般男性にも皇族になるチャンスを与えるべきだ」と言う議論であって、女性の人権云々とか男女平等参画云々の話ではない。
現行制度では、一般女性は皇族になれるが、一般男性は皇族になれない。
「男性が権力争いをするとロクなことにならない」と言う歴史の知恵が男系天皇と言う制度なのではないだろうか。
議題を【女系天皇を認めるべきか?】とすると女性天皇と女系天皇の違いのように少なからず意味が不透明になるし、田原氏のように意味不明な論理構成で女系天皇礼賛の意見まで出てくるのが悪質。
議題は、本質である
【一般男性でも皇族になれるのを認めるか?】
と言う問題提起の名称に変えた方が良い。
一般男性が皇族になるべく競い合うシステムの方が好ましい理由があるなら、その観点で述べるべきだ。
個人的には、女性天皇は存在しても良いが、一般男性が皇族になるべく競い合うシステムは採用すべきではないと思う。