【ネタバレあり】『ジョーカー』を鑑賞する行為は、感覚が麻痺するような“空虚さ”の体験でもある:映画レヴュー
コメント
注目のコメント
JOKERも今更ながらといえるくらい遅れたけど、週末にようやく。
舞台は40〜50年前の想定と知りつつ、(この映画だと白人の)善良な市民でもスイッチひとつでこうなってしまいそうな、現代においても妙なリアリティを持つ設定もまたヒットの要因なのだろうなとも思いつつ、ピケティ的資本主義の末路観のまた別の描き方でもあったのかもしれない。
映画を観たあと、パリでタクシードライバーがUBERにキレてクルマひっくり返して燃やしたりとかの1年か2年前くらいのニュースを、ふと思い出した。
どうでもいいけど髭のないホアキン・フェニックスってちょっとフェデラーに似てるのよね。最近、共感という言葉が「筋が通って読者を納得させ、感情論でも否定できないこと」を要素として持っていること全般を指すように感じるのですが、何でもかんでも"共感"の言葉が付くようになってしまっているように見えるからか、言葉自体がマーケティング商品の一部のように見えて、考えることを奪ってきているように思えてならないです。
あ、記事の考察面白いです。