【中満泉】世界中から尊敬される「緒方貞子」の本質
NewsPicks編集部
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たまたま来日されていた国連事務次長の中満泉さんに、恩師・緒方貞子さんについて取材させていただきました。
実際にお会いする中満さんは、小柄で柔らかい雰囲気を纏っているのですが、その一方で、その中にもブレないものをお持ちなのだろうなと拝察できる方です。
関係者の話や書籍等からうかがわれる、緒方貞子さんも優しさと厳しさを持たれた方。緒方さんの精神は、中満さんに、そしてそれ以外にも多くの影響を与えた方々に引き継がれているのだと思います。「難民に寄り添うことは、難民をリスペクトするということ」
「熱い心に、冷たい頭を持て」
「謙虚でなければ、ひとは成長できない」
中満泉さんが聞いた緒方貞子さんの国連内部に向けた言葉ですが、国際組織で安全保障や国際司法で関わるような人だけでなく、企業経営、家庭運営、組織運営に関わる全ての人に通じる言葉。
特に最初。相手に寄り添うということは相手をリスペクトするということ。自分の子供、家族、部下、採用候補者、全てに敬意を持って接することを忘れないようにしたい。
緒方貞子さんの教えを受け継ぐとともに心よりご冥福をお祈りしますします。学生時代、「緒方貞子さんのように」と国連で働くことを望んでいた女性を思い出します。
多くの人命を救った人でもあるし、多くの人の「希望」のような存在でもあった方だと思います。