日本国際観光学会、全国大会で観光カリスマ 山田桂一郎氏が特別講演 - 観光経済新聞

コメント

注目のコメント

• 山田 桂一郎

  JTIC.SWISS 代表

  ・2019年11月02日

  日本国際観光学会の特別講演に登壇させて頂きました。限られた講演時間だったこともありツェルマットの地域マネジメント、マーケティング＆ブランディングの全てをお話することは出来ませんでしたが、ご参加されていた研究者や先生方からは本来のDMOのあり方や地域全体で取り組むリテンション戦略等にはかなり興味を持って頂けたようでした。
  実は、ツェルマットの地域マネジメントはとてもオーソドックスです。マネジメントの基本である「顧客は誰か」を絶えず明確にし、その顧客からCLTVを獲得するためにCRMを推進しているだけです。取り組み内容は基本的なビジネスフレームワーク通りと言えますが、デジタルマーケティングに関してはデータ分析と共にそのデータを使った事業者向けの教育プログラムを行うなど、かなり先進的な取り組みを行っています。
  長年住んでいる者として肌身で感じるのは、地域全体で取り組むことを誰もが厭わず、手を抜かず「徹底的」にやり抜く姿勢と実行力の高さです。特にカーフリーリゾート（乗物は馬車と電気自動車だけで基本的に燃焼燃料機関は使用出来ない）としてツェルマットが長年に渡って環境保護・保全、景観の美化などに徹底的に取り組んできたことがお客様からの高い信用と信頼に繋がり、現在のツェルマットブランドを揺るぎないものとして確立させたと言えるのではないでしょうか。
• 大屋 武士

  富山県の観光業

  ・2019年11月02日

  セグメントするにも、顧客と向き合うことが前提。そうしないとリテンションもへったくれもないよね。
  そんな仕組みを作りたい。