残念なインタビュー。日本語の翻訳を読む限り、何も実質的なことは言ってない。さすが元外交官。忖度とおもねりが中心のNHKとは次元が違う。

多分、インタビューする側が準備不足で、アライアンス・コンセプトとその実際について勉強していなかったからだろう。

せっかくの業務提携なので、しっかりとしたシナジーを出してほしい。一方で、実質的な親子上場であることに伴う日産・三菱自の少数（一般）株主とルノーの利益相反問題についても、弊害防止措置をしっかりと取る必要がある。これについては、もし持ち株比率を変えないのであれば、６月に日産が会社法上の指名委員会等設置会社に移行したことに伴う指名委員会・報酬委員会が、独立性の高い社外取締役主導でしっかりと機能するかどうかが鍵を握る。

過去pickご参照。
https://newspicks.com/news/3986936?ref=user_345620

スナール会長は日産・三菱自動車との会合後、「技術開発の在り方や人材の重要性を議論し、今後、数週間のうちに目に見える形になる」と話したとのこと。

またＦＣＡとＰＳＡの合併についてはルノーとの経営統合を模索していたこともあり、悔しさをにじませたとも。