米、かなり大きな対中合意に署名見通し、予定前倒し=トランプ氏
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トランプ政権は、民主党の弾劾調査で揺れている。中国では、「水に落ちた犬は叩け」と言う言葉がある。弱ってる敵は叩くのが常道なのだろう。中国がトランプ大統領の再戦を防ぎたいなら、米国経済を景気後退に陥らせれば良い。米国大統領選で最も重要なテーマは、やはり経済だからだ。
中国は短期間なら、共産党一党独裁の指導力を活かした経済対策で、米国とのガチンコの経済戦争に耐えられるだろう。もちろん、中国にとっても危ない策となるが、中国がトランプ大統領の再選を手助けする必要があるだろうか?中国では、現在、四中全会が開催されている。この会議の後に、中国が対米政策を強硬化する可能性はないのだろうか?今年の夏の北戴河における会議の後、中国は人民元安政策を取り、米国への報復関税強化を決めた。
トランプ大統領の思惑通りに進まない可能性も十分あるリスクは想定しておきたい。この人のハッタリ、ブラフにこれまで何度振り回されて来たか。
それでも昨夜のダウもS&Pも「米中協議の行方を好感して」上げている(日経平均先物夜間も同様)。日米共に(特に日本は)指標的には明らかに加熱ゾーンに入っているにもかかわらず。
市場は何度騙されればこの小学生の口喧嘩レベルのハッタリに気づくのか。あるいはとっくに気づいた上で、敢えてハッタリに乗って株価を乱高下させて強欲的に利鞘抜きに走っているだけなのか。
専門家のご意見を伺ってみたいです。