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これはAIの能力の問題だけではなく、おそらく膨大なクレームの殺到も原因です。シリア政府軍が化学兵器を使った証拠、であれば、シリア政府が人海戦術でYouTubeの運営やフェイスブックに膨大なクレームを送りつけます。
 シリア政府の後ろ盾であるロシア政府やイラン政府は、そういう膨大なクレームを機械的に送り続けることができます。ロシア政府であれば、フェイスブック社のAI(その画像認識機能)に細工をすることもできるでしょう。
 フェイスブック社は、「有害な動画」を削除するように世論の強力な圧力にさらされ続けていますが、ロシア政府やイラン政府がこの「世論」の声を装って、フェイスブック社に膨大なクレームを送りつけます。世論に屈するしかないフェイスブック社は、ロシア政府のボットが送りつけてきたクレームを受けて、動画を削除します。
 インターネットとガジェットの発達で、戦争には多数の市民ジャーナリストが登場するようになりました。大手メディアよりも迅速に、現場の状況を即時に世界中に拡散する彼らの発信は、戦争を抑止する力になるかもしれないとも期待されました。
 しかし、すぐに膨大な悪貨が良貨を駆逐するようになりました。ロシア、イラン、中国、サウディアラビアなどの政府は、多くの捏造画像、捏造動画を市民ジャーナリストよりもはるかに膨大にバラ撒く方法を確立しました。検索ワードの結果を誘導し、SNS自体も、彼らのプロパガンダや紛争、暴動を引き起こす煽動に利用しやすいものになってきています。
悲惨な情報を生で伝えることの是非が問われています。表現メディアが多くなった分だけ、これまでは表に出ないものも主張できるようになった。しかし、訴える方法はまだ他にもあると思うのです。YouTubeが悪いのではなく、ソーシャルメディアが悪いのでもない。訴求の仕方を変えれば、問題は解決することも。