バニラエア、最終便が成田出発 社員100人、涙で見送り
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バニラは成田を拠点としたエアラインでしたが、ピーチに統合されてからは成田の比重は大幅に減らされた格好となっています。従業員の多くは他の空港への異動を斡旋されたものの、成田に残るとして退職する方もおられるようです。
初代エアアジアジャパンは2012年の就航でしたから、そこから数えれば7年間の運航でした。7年間の思いがこもっていると考えると、涙が出てくるのも当然でしょう。
エアアジア時代は、本国のエアアジアと日本のANAとの間で板挟みとなり、看板の架け替えをさせられ、さらにはANAグループからは突き放していたピーチが思いのほか順調なために今度は勝手に縁談が進んでいたという、大手航空会社の経営方針に翻弄されたエアラインでした。
訪日外国人の増加にはまだまだLCCの果たすべき役割がありますので、日本最大のLCCとなる新生ピーチは、関西だけでなく成田など他の空港の比重を重くしていく必要があるでしょう。確かに同系列が幾つも併存する必要はない。その意味では統廃合はやむを得ない。
しかし、別系列が出てくる方が消費者には有り難い。その意味ではスカイチーム系など日本に無いところが参加してくれたり、売却されたりの方が意味がある。
成田が減ってしまって困る面はある。peachでは関空ベースだから仕方無いが。