「2泊3日で15回搭乗」航空ファン向け修行の中身
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JALマイル修行僧にはピッタリなツアーですね!行先が南の島々なのが楽しそうです。仕事の関係で沖縄と鹿児島の離島にはよく行く方なので、空港で食事をする時は地元メシを狙って食べています。個人的には新石垣空港の「ゆうなパーラー(場所がANAカウンターの裏側で少しわかりにくいです)」がイチオシです!日替わりの定食か八重山そばをゆっくり味わってもらいたいのですが、時間が無い方には絶品のお弁当もお薦めします!
昔、周囲に時刻表片手に青春18切符や各種割引切符を使って、あちこちローカル線を乗り継いだりする人を見ませんでしたか?
所謂 ”乗り鉄” と言われる趣味の人ですが、その亜種というか発展形が ”飛行機マニア” です。
どういうわけか私の周りに大勢いて、私もその一味と見做されている(本当は仕事で飛行機出張が多かっただけですが)ので良く話をしますが、彼らは飛行機を乗ることそのものを楽しんでるので、こうしたことも普通にあることかと思います。
(私自身も2泊3日で15搭乗とかちょっと面白そう、とか思ってしまう方なので、もしかすると本当に同類なのかもしれません)
よくマイルの上級会員の修行僧みたいな話が不可思議な行動として話題になりますが、マニアにとってはスタンプラリーのスタンプ集め(あるいはお遍路でも可)のようにゲーム感覚でやるもので、特段そのステータスに格段の優越感を持ったり、特典に魅力を憶えてするものでもないようです。
何せマニアですから、普通の上級ステータスとかは別に特別ではなく、ダブルダイヤモンドとかミリオンマイラーとかになって、初めてちょっとマニア相手にはマウンティングできるかも、というくらいのものです。
飛行機に限らず、とかくマニアというか趣味人というのは、全く何の関心もない一般ピープルから見ると、お金の無駄というか、異常とも言える消費行動を取るものです。
逆にちょっと人の理解を超える域にまで達して、初めて胸を張ってマニアだと言えるのかもしれませんね。発想のきっかけは、航空マニアに受ければと実験的なものだったということですが、実際に地方ローカル線はどうにか需要を掘り起こしていかないと万年赤字であるという、鉄道も航空も同じ悩みがあります。
天草エアラインでも、たまに1日乗り放題という切符を売り出しており、朝から晩まで頑張れば10便乗れるとしてこちらもマニアから好評です。
このあたりの発想は鉄道のほうが先輩であるとも言えます。たとえば静岡県の大井川鉄道は、終点の井川が大きな街であったり、観光地として栄えていたりするわけではありません。
有名な奥大井湖上駅や、蒸気機関車などを売りとして、乗ることそのものを目的化することに成功した鉄道です。一種のアトラクションのような感覚、とでも言いましょうか。
航空についても、乗ることをアトラクションにできるやり方はあるのだろうと思われます。地域航空会社がJALやANAの垣根を越えて統合しようとしているところですが、このような取り組みは広がってくるでしょう。