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確かファクトとしては、そうなのですが、この考え方は15年くらい前の考えです。

最近はIPO時の時価総額が一部の発行体でラージキャップになるものもあり、最近はVCの多様性、環境も整って来たことから、特にプラットフォーム型のベンチャーは、未上場時のシリーズ調達で大型の資金調達をして、そのマーケットを押さえてしまうケースも多くなりました。

結果としてIPOがVCやPEファンドの回収の場になっているということであり、成長資金の調達のでフェーズとそこに対するプレイヤーが変化して来ているということだと思います。

むしろIPOのファイナンスで重要なのは、
上場株式比率(オファリングレシオ)です。

この言葉を初めて聞く方もいらっしゃるかもしれませんが、極めて重要な指標です。

オファリングレシオ=(公募株+売出株)/ 本件公募含む発行済株式総数)

要は発行済み株式数のどの位を市場に放出(公募・売出)すれば、適正に投資家が株を消化できるかという指標です。


ここは株価とは直接的には、関係ない部分ですが、IPOを成功させるために極めて重要なファクターとなっています。

例えば、この3年(カレンダーイヤー)の上期オファリングレシオは、昨年上期平均が27.8%、今年上期平均が 24.1%でした。

要はIPO時に約4分の1のファイナンスを行っているということになります。これはマーケット環境に関係なく、従来からこの程度の比率になっています。

要は時価総額の4分の1程度しかマーケットに放出出来ないということですね。

このレンジより下だと、株式流動性が乏しく、希少性が高まり、株価がトぶことになります。

またこのレンジより上だと株が市場で消化できず、ダブつくため、公募価格を割り込む初値となってしまい、主幹事証券としてはディールコントロール出来なかったことになります。