東証、5日連続で高値更新 米中接近に期待、49円上昇
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日経平均株価は49円高で5日続伸し、1年振りの高値となっています。
米国株はNYダウこそ小反落ながらも、ハイテク好決算でS＆P500は高値にあと15p強に迫った上、現地引け後のインテルの好決算も伝わりました。
今朝の東京市場は小高く始まり、底堅くもみあいました。
半導体関連高から22800円台に突っ掛けた後は、週末でもあり伸び悩む場面も目立ちましたが、最後は盛り返して高値圏で引けています。
電機が堅調だった他、エーザイや中外など薬品株の値上がりが目立ちました。
週を通せば307円高と3週続伸、企業の減益決算・下方修正でも悪材料出尽くし的に上げる例が頻発、投資家の警戒感も弛みました。
来週は日米で金融政策が出る上、決算発表ラッシュであり、統計も米GDPや雇用統計などラッシュです。
米国は3度目の利下げが見込まれますが、年内打ち止め期待から円安が進めば追い風でしょう。
月末31日が国内企業の決算発表、前半のピークですが、悪くても織り込み済みなら「米中協議の進展期待の11月」と云えそうです。日経平均+0.22％、TOPIX+0.29％、マザーズ+0.48％、REIT-0.02％。
ジワジワ高くなっているが、見出しの通りに「期待先行」という感じで、実際にその期待がどこまで実現されるのか。まぁ上がっていくときはこういうもの。ダウ先物は-30ドルほど、またアジア株は上海+0.48％、香港-0.35％、韓国+0.11％、台湾-0.21％。
業種別には医薬+1.85％、精密+1.50％、水産農林+0.93％、非鉄+0.81％、金属+0.80％など。マイナスではその他製品-1.16％、証券-0.81％、情報通信-0.59％、紙パ-0.36％、保険-0.27％など。
個別だとエーザイが今日はストップ高ではなく+8.18％で大商い（3月に一旦中止した時の水準に株価は近くなり、取引量は超えた）。あとはディスコが決算受けて+11.55％だったり米国の半導体製造装置決算が好調だったのもあってSCREEN+2.63％、TEL+2.55％、アドバン+2.22％。マイナスではクラレ-7.00％、日本電気硝子-2.50％と液晶バリューチェーンが弱い（先日日東電工は下方修正した、ただ株価は織り込み済みで下がっていなかったはず）。
今週もお疲れさまでした！本日マザーズに上場したBASEは赤字での上場でしたので、最近の新興市場の地合い的にも公募割れになるかも、と注目していました。結果的には公募価格1,300円に対し、揉み合いながらも1,333円で引けました。
