失速? 市場をざわつかせたNetflixが東南アジアで新戦略を展開
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コンテンツ業界にとって、人材育成は命題。『ストレンジャー・シングス』のダファー兄弟や『ボージャック・ホースマン』のクリエイターはNetflixが発掘した才能で、結果的にNetflixのブランド力を高める戦力となっている。
UCLAの社会人講座で映画の授業をとると、教師陣がみんな現役のスタジオ・エグゼクティブだったりクリエイターだったりする。授業の中でも、「興味があったらいつでも連絡ください」と間口を広げ、後進を支える。「なぜ?」と聞いたら、「僕らもそうやってピックアップされて映画業界に入ったから」と。この感覚が、アメリカの映画業界を支えているんだなあと思った。
是枝監督がこのインタビューで言っているように、次に繋がるひとを育てないところに、文化は発展しないのです。
https://news.yahoo.co.jp/byline/atsumishiho/20191023-00148051/
映画祭が運営するアジア映画アカデミー(Asian Film Academy、以下AFA)で校長先生をやったのですが、その企画の交流が素晴らしかった。映画祭側はアジアから集まってきた若手映画作家たちに「皆さんが今回培った経験に基づき、自分たちの国に帰りデビュー作を撮ったら、是非釜山映画祭の新人コンペに帰ってきてください」と言うんですね。受け入れ育てて、作った作品を迎え入れ、やがて成熟したら審査員に呼ぶーーそういう循環を、作り手と映画祭で作っていくことが、映画祭にとって最大の財産。そういうことで映画祭は文化交流の場になっていく。日本の東京国際映画祭には、そういう感覚で映画祭をとらえる文化がないように感じます。
注目のコメント
日本のランキングでネットフリックスが8位というのが興味深いですが、売り上げランキングっぽいので、日本の売上が公表されてなかったり、アマゾンプライムのように他サービスに溶け込んでいるものもあるのでなかなか計測が難しいんだと想像します。
【以下引用】
調査会社GEM Partnersの調べによると2018年の市場規模は約1,680億円。1位はdTV(13.7%)、2位がHulu(11.6%)、3位にU-MEXT(11.1%)、そしてNetflixは8位(8.9%)と発表Netflixは6ヵ月でシンガポール、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、フィリピンの6ヵ国でワークショップとトレーニングを開催する。って、日本は入っていなくていいのかしら?アニメやコンテンツ(原作としての)では先進国ですが、他はまだまだでは・・・業界の体質が古いので、若い人はどんどんアジアにチャレンジに行った方がいいかもしれません。