米ウィーワーク、4000人の雇用削減を計画=FT
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注目のコメント
物件稼働率を上げ、余計な支出を削減、という当たり前の再建をエグゼクティブ会長に就任したマルセロをリーダーに粛々と実行あるのみ。これはPL改善の話。一方で不動産ビジネスゆえBS改善もSaito Goさんコメント通り肝要。その他については本日特集にコメントした通り。
https://newspicks.com/news/4323798Turnaroundするなら、コストカットから。基本ですよね
人件費も当然スコープ。これは、なかなか日本企業が取れない打ち手ですが、本来は不可欠ですよね。
勢いのあるスタートアップ、往々にして人員過剰になりがちなので正しいアプローチだと思います。金額が大きいので何かと話題になるが、Wework自体は、
「コストをカットして、物件の稼働率を頑張って上げて黒字化を目指そう、という単純なビジネス」なので、八方塞がりではないと思います。思考停止してはいけません。
国内で見ても、森ビルや三菱地所、三井不動産など大手不動産会社は、自社で用地の手当てからビルの建築リスクまでカバーして、それでも立派に事業を成り立たせていることを忘れてはいけない。
不動産業で重要なのは、
・過剰な債務を負わないこと
・適正な賃料収入を安定的に確保するために、テナントにとって魅力的な物件の価値づけを行なうこと
・事業のスパンに合った資金調達を行って、調達と運用の健全なバランスシートを確保すること
まずこれをおさえること。
物件の「価値づけ」の新しいやり方と、テナント確保の手法としてのシェアオフィスという運営形態は、Weworkの強みであるので、テクノロジー装備を軸にまだまだ伸びしろは大きいと思う。
一つだけ、気になるのは、物件保有者との長期の賃貸借契約。
これが、扱いを注意しないと簿外債務的な負担になる。
一つ一つしっかり精査をしながら、マネージする事が出来るかは、当面の肝になると思うが、やり方は色々あるので結果は楽観しています。