日本電産、20年3月期業績予想を下方修正 配当は増額
Reuters
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日本電産の4-9月期決算。上半期は減収減益で利益は計画に届かず、通期は増収増益(除く当期利益)というものの利益額は下方修正(通期営業利益1750億円から1500億円へ)。期初の通期想定と比較すると、設備投資額が増え、減価償却費も+33億円増え、さらにR&Dも+270億円増えており、これらが通期下方修正の主因と言えます。
同社の業績にブレーキがかかったのは昨年の10-12月期からですので、この下期からは一巡感が出るのでしょうが、修正後の計画通りに下期の売上高が対前年同期比+25%伸びるのか(内部成長部分はどうか)、かさむR&Dの中身と回収はどうなるのか、中国を中心にEVの立ち上がりは目論見通りになるのか、など詳しい点検の必要を感じさせる決算です。