[21日 ロイター] - 大手経営コンサルティング会社マッキンゼーは21日に公表した銀行業界に関するリポートで、世界の銀行の3分の1は深刻な景気悪化局面で生き残ることができず、ビジネスモデルの抜本的な刷新が必要と指摘した。

世界金融危機から10年経ち、世界の銀行では利ざやが縮小し、収入や融資の伸びが鈍化しており、投資家の信頼感は再び低下しているとしている。

リポートの執筆者の一人であるマネジング・パートナーのKausik Rajgopal氏は「銀行の60%は資本コストを上回る収益をあげておらず、銀行業界は非常に健全とは言えない。行動を起こすべき時とわれわれは考える」と述べた。

新興フィンテック企業や大手ハイテク企業が銀行業や決済業務への参入を目指すなか、景気低迷が長期化し金利が低水準だったりマイナスになっている状況は銀行業界に打撃を及ぼす可能性があると指摘。

銀行は、AI(人工知能)に投資し、業務の外注でコストを削減し、顧客サービスを改善して収入拡大を図るべきだとした。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)