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ビジネスの話題に関する特別インタビュー
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Midea Group Co., Ltd. is one of the largest household appliance manufacturers in China, producing air conditioners, refrigerators, washing machines and small household appliances.
時価総額
8.95 兆円
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インフラサービス領域(発電システム、公共インフラや産業向けソリューション等)とデバイス領域(パワー半導体、高容量HDD等)で事業展開。医用画像情報システム、偏光板保護フィルムなどで世界シェアが高い。
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電気通信機器・電気機器、電子応用機器、電子部品等の製造販売を行う総合電機メーカー。2016年に債務超過からの経営再建のため鴻海精密工業傘下に。
時価総額
5,404 億円
業績
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記事中にある言葉で興味深かったのは、若干の黒字を生んだことが、自信につながったということ。
「それでも、美的と東芝の協業がうまく進んでいることを示すことはもちろん、社員たちが自信を取り戻すきっかけという意味でも、とても意義のある結果だと思います。」
思うのは、勝ち筋をいつの間にか喪失し、成果も出ない、その結果、仕事に向き合う意欲も低下するという悪循環が続いていたことが想像される。海外の企業に買収され、勝ち筋が見えたことで、悪循環が断ち切られたのであろう。
外資に買収されるという時代になるのかもしれないが、そういった荒療治を経ずに変革するにはどうしたらよいか。
常々感じるのは、こうしたときに2つあり、働いている側からすれば、やれることをやって少しでも良い状況を作るべく対話を重ねていくこと、経営陣としては勝ち筋を作っていくことだろう。
しかし、この2者はつながっているし、また、後者の勝ち筋の形成については、結局、それがなかったので負けている人たちがどうやって作るのか、ということもある。
自分は、現在、大手企業のイノベーション推進の取り組みの支援をしながら研究をしているのだが、大事なことは地に足のついた勝ち筋を、自分たちのこれまでの取り組みをしっかり棚卸ししながら、落ち着いて作っていくことであって、コンサルに丸投げすることではない。答えは内側にあると思う。
この東芝家電の事例は、業態転換のようなドラスティックな変革を経ずとも、勝ち筋を作れれば、悪循環を断ち切れるという事例に思えて仕方がない。
レガシー的な考え方やナショナリズムが絡まってくると、他国の企業に買収されることは当然悲しいことであるのですが、現場の方々は再び輝きを持ってものづくりに励んでいるのだなと、取材を通して感じました。
40年後、東芝が自慢の家電ブランドとして生き残っているのか、今から心待ちにしたいと思います。
シャープもそうでしたが、調達コストの削減、成果主義の徹底、など基本の取り組みをしっかりやることが如何に大事かが分かりますね
「技術も製造コストも美的が上で、むしろ東芝が美的の世界的な販売チャネルに乗ってメリットを享受してきています」というストレートな部分が印象的。互いへのリスペクトの中でしっかり活用するものは活用するし、ブランドや事業は会社が変わってもしっかり生きていく、という姿が今後も継続できれば素晴らしいですね
ただ基礎をしっかりやって長期で利益がでる見込みが作れなかったり、成果や企業文化に貢献している人が報われない企業は、多くの人にとっては幸せな結果にならないとは思っている。そしてこれらについては、企業の国籍より、どういうマネジメントをしているかという各企業の固有性の方が大きいと思う。
Mideaと東芝の具体については、規模が増えて新商品を投入できるようになったりというのは良い兆しだと思う。コトに向かって、そこで成功体験ができて、信頼につながることはどんな組織にとっても重要。下記の文章から、個人的には東芝時代よりもマネジメントがしっかりしていると感じた。
『「成果主義の徹底」というと安直なのかもしれませんが、それすらも、晩年の東芝時代は欠けていた。
自分たちの努力が、そのまま結果や報酬となって跳ね返ってくるという「自分ごと化」は、社員たちの意識を高め、成長を支える要因の一つになっています。』
技術のことは分からない “文科系人間(ン、古すぎる?)”ではありますが、第4次産業革命が進む中、核になる技術を囲い込んでその周辺技術を標準化し、標準化されたところは多くの他社に競争させて囲い込んだ技術を独占的に広げて稼ぐことが、勝負の分かれ目になるように感じます。GDPのサイズは未だ米国の3分の2の中国ですが、第4次産業革命が進む中、5G、ビッグデータ、AI、そういた土台の上に築かれる検索エンジンでもシェアリングエコノミーでも自動運転でもその他もろもろの製品やサービスでも、標準化すべきところを広める土台として、中所得クラスの人口の広がりを含めたこの巨大さは無視できない。
幾ら米国その他が締め出そうとしても、国家主導で国内相手にそれなりの開発発展を遂げ、競争力を高めて海外と戦える。技術力を持ちながら市場に敗れた外国企業は格好の投資先でしょう。我が国の置かれた立場の難しさを象徴する出来事の一つかもしれないな (・。・;
そういう中で我が国はどのように戦っていくべきなのか。叡智と戦略が問われるところかも f^^;
市場が頭打ちになって、と気楽に書きましたが、実際には恐ろしいことが起きていて家電が対岸の火事ではないということをよーく理解しないといけません。日本資本だけでやり切れる時代は段々と終わりに近づいており、海外で売り上げを上げて高い世界シェアを占める製品をいくつも揃えなければ生き残れない時代になっている。
日本と中国の仕事の仕方が違います。当然文化の違いや風土の違いなどはあるでしょう。
でもここまでの回復を見るに日本の働き方を変えないと復活するのは難しいのではないかと思います。