ダイナミック・ケイパビリティ論をめぐる2つの問題
DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
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注目のコメント
この記事pickされてなかったのか。。
関係特殊資産による企業組織内の取引コスト削減(ウィリアムソン)から、共特化の原理による補完関係にある財の統合がエコシステムを構築する(ティース)ダイナミックケイパビリティの理論へと昇華していく流れが分かりやすくまとまってると思う。
2sidedプラットフォームの補完財とのネットワーク効果(ティロール)と同じことを言ってると解釈できなくもない。
つまり、組織内部に設備投資して競争優位を確立する組織特有の資産を構築することを前提としつつ、外部環境の変化が早くなる中で組織内の資産を再構築することが求められるようになり、市場環境も顧客だけをみるのではなく補完財を提供する企業(競合企業でもある)をも市場として取り込んで両面市場をつなぐプラットフォームを構築すべしと。
デジタルトランスフォーメーション(DX)とか言って中身が無い記事よりもよっぽど分かりやすく奥深い記事なのではないのかな。(過去pickしてたと思ったので意外だったのもあり)タイトルに惹かれて開いてみたけど、意味不明でページを閉じてしまった、私のような方々へ。
■ケイパビリティ:企業が持つ強みのこと。組織力。
■オーディナリー・ケイパビリティ:物事を正しく行う能力。
■ダイナミック・ケイパビリティ:正しいことを行う能力。
→今回はダイナミック・ケイパビリティ(組織の正しいことを行う能力)についての詳細と考え方について説明。
ということを踏まえて読むと、ちょっとは理解できるかもしれません…。
そして、しっかり理解したい方は、連載最初から読むと良いのでしょう。