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“壊しては入れ替える”生命に学べ 。持続可能な組織や社会は「動的平衡」である

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  • エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

    遺伝子を発見しても「生命とはなにか」がわからないのは、日常語としての「生命」概念と、学術用語としての「生命」とは意味が違うから。

    生物学としては、「生命」の定義は(基本的には)はっきり決まっているので、その意味においては「生命とはなにか」の答えは定義上は出ている。

    確かに現実の世界は基本的にすべて非平衡現象と言えるので、それを世界の本質と捉えれば幾らでも語ることはできる。

    しかし、生物の新陳代謝などの「非平衡性」に注目し、それこそ「生命の本質」だと考えるならば、まあこういう議論も出来るのだろうが、述べられているように生命以外にも非平衡系は多く存在するし、それを想起させるような類似現象は多くあるので、このような議論をする事自体が、非平衡性は生命の本質ではないことを逆に示してしまっていて、ただ「そうであって欲しい」という信念でしかない。

    これは科学者として間違った態度だと思う。(福岡氏は既に2011年より青山学院大学総合文化政策学部教授となり「文転」しているので、科学者ではないといえるかもしれないが、メディアがその肩書きとして「生物学者」を外さないので、誤解を広めてしまっている)

    生命のように絶えず分解と生成を繰り返すことが、持続可能性にとって重要なコンセプトであるという主張は理解出来るが、それって黒川紀章のメタボリズムとどう違うのだろうか。メタボリズムの象徴たる、銀座「中銀カプセルタワービル」が今どうなっているかご存知だろうか。

    「科学系有識者」も「動的平衡」的に入れ替わりが必要なようだ。

    追記
    筋違いという指摘がありましたが、福岡氏の最終的な主張の意味は理解するものの、その説明の為に、科学の権威を使い、用語を濫用し、生命理解を歪めているあたり、それらに対するリスペクトが感じられません。また生命は本質的に非平衡現象なのに平衡と称するのはいかにも間違っていると思います。既に開放系非平衡という用語がありますし、それを使わないとしても動的平衡は封印して別の造語を作るべきだと思います。少なくとも宇宙の誕生よりは簡単な問題です。



    ウィルスは人間の日常感覚として「生命」を感じる事はあっても定義上は生命ではない訳ですが、「動的平衡」なる概念を適用すると世の中の殆どあらゆるものが入ってしまい、この世の営みは全て生命となってしまい、定義としての意味を為しません。


  • Chemical Manufacturer Chief Researcher

    自然環境における人体のように開放(とみなせる)系で物質の入りと出の速度が見かけ上一定になるのは、動的平衡ではなくていわゆる定常状態とか非平衡開放系などと呼ばれる状態では、という指摘が前作の時に出ていましたが決着がついたのでしょうか。
    僕一応化学屋なので、平衡というと
    A-B ⇄ A+B
    みたいに閉じた(とみなせる)系の中で分解と生成の速度が釣り合っている状態をイメージしてしまいます。確かに生命の内部に平衡反応は存在しますが、形作る原理そのものが平衡であるかのように言われると、ちょっと不思議な気持ちになります。

    「動的平衡」「生命」などの用語が、本記事ではさらに曖昧な輪郭になってきた印象を受けます。文章で人を魅了する側に立たれているからこそ、言葉の使い方には注意して欲しいと思います。
    そのくらいいいじゃないか減るもんじゃなしと思われるかもしれませんが、減ります。厳密さが。定義を大切にしつつ議論を重ねて丁寧に扱ってきた言葉が刃こぼれするような感覚。

    とはいえ、あらゆるものが物質から成り立っていて、その入れ替わりが起きているというイメージを多くの人に伝えたというのは価値あることと思います。


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    CARTA HOLDINGS 代表取締役会長兼CEO

    完璧な組織というものはなく、完璧な評価の仕組みも存在せず、ある時、瞬間的にその時代にマッチした組織、評価の仕組みがある。時代が変化し、組織規模が変化すればそのマッチした組織も評価の仕組みもすぐに陳腐化していく。

    この辺りは島田紳助の「紳竜の研究」にある、XとYの公式の話とも似てる。
    https://moro-chemistry.org/archives/1338

    『組織も、建築物も、都市も、社会も同じです。完璧なものを作るのではなく、一度にすべて入れ替えるのでもない。パズルのピースを取り替えるように、日々破壊しては入れ替えていくことができる、柔らかなしくみの設計が「持続可能性」のカギではないでしょうか。』


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