[18日 ロイター] - 米飲料大手コカ・コーラ<KO.N>が18日発表した第3・四半期(9月27日まで)決算は、売上高が市場予想を上回った。「コカ・コーラゼロシュガー」などソーダのミニ缶販売が好調だった。

炭酸飲料の販売高は2%増。ゼロシュガーや「スプライト」の北米での販売高が2桁増となった。

また7.5オンス(約221ミリリットル)のミニ缶が2桁の伸びとなり、少量缶が堅調だった。

事業の買収・売却や為替の影響を除いた本源的売上高(オーガニックセールス)は5%増。リフィニティブがまとめたアナリスト5人の予想平均は4.3%増だった。

株価は序盤の取引で1.5%高。年初来では14%上昇している。

ウェルズ・ファーゴのアナリスト、ボニー・ハーゾグ氏は「コカ・コーラの予想を上回る売上高に非常に感銘を受けた」と述べた。

通期のオーガニックセールスは少なくとも5%増になると想定。従来予想は5%増だった。

第3・四半期の全体的な売上高は8.3%増の95億1000万ドル。リフィニティブのアナリスト予想は94億3000万ドル。

一時項目を除く1株利益は0.56ドルと予想に一致した。

通期の設備投資予想を従来の約24億ドルから約22億ドルに引き下げたものの、通期の利益予想は据え置いた。