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注目のコメント
ディープラーニングでしばしば指摘されるのが、「ブラックボックス化」すなわちなぜその結論に至ったのか分からない、という問題です。
自動運転や製造業など、「なんとなくこうなりました」では済まされない業界で、AIを実装していくにはどうしたらいいか。現場でこの課題に挑んでいる方に話を聞きました。カナダのAIはシリコンバレーとは違う。その理由は、「ベンジオ氏は「AI for human good(人類のためのAI)」を唱えて環境問題やヘルスケアにAIを活用する研究を推し進めている」から。強欲な資本主義とは一線を画しています。すばらしい。
巨額のビジネスマネーが動くAIの世界で、社会のため人類のためのAIを目指すベンジオ先生の強い想いが伝わってきます。
|我々はシリコンバレーとは違う存在になりたい、と思っています。
|
|エコシステムとして今後もどんどん栄えていければと考えていま
|すが、我々のベースにある理念は、シリコンバレーのそれとは異
|なるものです。
(中略)
|ここは、ビジネスとしてお金を稼ぎたいというより、AIで社会
|的なインパクトを残したいという研究者が集う場所です。ソリ
|ューションを生み出すときには、常にそれを使う「人」の存在
|を核に置いて考える。
|
|一握りの人々だけが享受できるテクノロジーにするのではなく、
|AIを民主化して誰もがそれを使えるようにする。
|これはベンジオとエレメントAIのモットーであり、モントリオ
|ールのコミュニティ全体に息づく哲学なのだと思っています。