[17日 ロイター] - トヨタ自動車<7203.T>の北米部門は17日、異常破裂の恐れがあるタカタ製エアバッグを搭載した乗用車のリコール(回収・無償修理)と交換作業が最終段階に入っていると発表した。対象車両は約92万8000台。

トヨタによると、タカタ製のエアバッグを他社製に交換する作業は、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)の日程より先行している。

タカタ製エアバッグの破裂に関連する死者は、米国の16人を含め、世界で少なくとも24人に上った。

この問題でタカタは2017年6月、破産法の適用を申請した。