「不景気だとカラムーチョが売れる!?」――知られざるナゾの法則に迫る
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注目のコメント
記事を書いた記者です。
「タピオカ流行は景気悪化のサイン」的な記事が出回りましたが、実はカラムーチョも不景気時になぜか売れまくっていることがデータから明らかに。ただの偶然か、それとも消費者心理のメカニズムか、迫りました。
2019/10/19追記
拙稿をお読みいただき恐縮です。
恐れ入りますが、頂戴したコメントで、本稿に対して「(湖池屋の)監修・PR記事」である、という趣旨が散見されております。
本稿は湖池屋さんに取材して書いた物ですが、あくまで宣伝ではない「経済報道」として、記者である私の文責でまとめたものです。
メディア業界では一般的に、企業側の監修やPR、PRプランナーの手によるものというと、「企業がお金を出しているPR記事」「企業広報が内容チェックや構成に口を出している」ケースを指します。しかし、今回そのような事実は一切なく、「報道に値する話」として私めが取材・分析の上、記事も企業側にお見せせず、執筆しました(報道メディアとして当たり前ですが)。
せっかく読んでいただいた方に恐縮ですが、事実でない憶測・決めつけは私の所属媒体、ひいては湖池屋さんの名誉にも関わりますので、お控えいただくか訂正していただければありがたいです。↓の記事にもある通り、
「マー活」第4次ブームへ 日本の景気低迷が“激辛”を後押し
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/253038
景気と辛さの相関関係はあるでしょう。
見方を変えると景気と味の濃さとの相関関係かもしれません。
少ない量で満足感を得たいと、
辛いものや甘いものが流行る、
刺激的でアルコール度数の高い飲料が売れる、
安い値段でガッツリと味が濃くボリュームがある食べ物を選ぶ。
というのは消費者の懐具合と心理の兼ね合い。
そういうもの、そういう状態を脳が欲している。
外食でも辛さの度合いを選べるようなものが流行る。
値段同じなら、普通の辛さよりも超超激辛のほうが食べ応えがある。
同様に同じ値段なら薄味ポテチよりもカラムーチョやドンタコスのほうが食べ応えがある。
個人的にはドンタコス派です。
辛いものは麻薬的効果?で脳を刺激してくれる。
舌から脳までの距離は近い。
アドレナリンやドーパミンも出るのか?
激辛や脂っこいガッツリ系ラーメンが流行るのも同じ理由でしょう。
↓の記事も面白い。
日本に“激辛”料理が生まれなかった理由
唐辛子から見る日本ピリカラ論(前編)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/38301
「激辛」世界一を目指さないのにはワケがある
唐辛子から見る日本ピリカラ論(後篇)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/38360
日本に唐辛子文化が入ってきたのは江戸時代だそうです。
辛いものブームの陰には肉食文化の浸透もあるかもしれませんね。
お隣の韓国も昔はあっさり系の食文化。
それが、唐辛子の普及で辛いもの大好きに。
https://knowledgeteracy.jp/e1703282246/
カプサイシンでアドレナリンとエンドルフィンが分泌されるとか。
やはり、麻薬的な効果ですね。
韓国は寒さと貧しさ故に安く手軽に満腹感、満足感を得られる激辛文化になったのでしょうか?
真冬はマイナス40度にもなるモンゴルは辛さよりも塩味系ですが。
来月、韓国出張予定なので、本場の辛いものをたくさんいただいてきます笑面白い現象。真実は闇の中ですが、仮説の一つ目の不景気だと辛いものがほしくなる、というものはもっといろいろなデータがあれば検証はできそう。個人的にはあってもおかしくないように感じました。二つ目の不景気だと家飲みが増えるというのはそうだと思うが、スナック菓子全般が連動してないとおかしいので説明としてはいまいちでしょうね