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20~39歳がん患者、8割女性 子宮、乳がん増加が原因

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    産婦人科専門医 医学博士

    子宮頸がんは、小6〜高1の間なら無料で定期接種を受けられる『HPVワクチン』と、20歳からの『頸がん検診』で、ほぼ、子宮頸がんにならずにすみます。

    命を失うことはもとより、若くして子宮を失うことが女性にとってどれだけつらいか。

    検診はあくまで『前がん病変』の段階で見つけるもので、子宮頸がんの前がん病変の場合は、しばらく経過観察になるのですが、定期的に婦人科へ通院して検査を受けるのは、女性にとってはかなりつらいです。

    ぜひ検診だけではなく予防接種も受けて、前がん病変ができるリスク自体を下げることをおすすめします。

    『全国の高1女子とその保護者さんへ』(子宮頸がんとHPVワクチンについての一般の方向けの説明)
    https://note.mu/kaaaaaaana/n/n831a4306960b


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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    若い女性のがんの原因となる子宮頸癌には、主に2つ身体を守る方法が確立されています。

    1つ目は、HPVワクチンです。国により少し幅がありますが、男女問わず9-14歳から、ないし接種していない方でも13-26歳で接種をすることが推奨されています。有効率はHPV未感染者に対して90%を超える、とても有効なワクチンの1つで、日本を除くあらゆる先進国のガイドラインで強く推奨されています。HPV感染から身を守り、女性ならばひいては子宮の前がん病変ないし癌を防ぎ、命を守ってくれるワクチンの利点と、副反応がゼロではないという欠点のバランス、費用対効果がこれまで十分研究、検討された上で、世界中で推奨されているワクチンの1つです。

    HPVは子宮頚がんの原因の約70%を占めます。この子宮頚がんは世界中で毎年26万人の命を奪い続けていますので、この命のうち、16万人程度はワクチンによって助けられる命、かもしれません。

    もう1つは子宮頸癌検診です。がん検診を推奨できるかどうかは、その検診によってがんによる死亡を減らせるかどうかに尽きます。そのような科学的根拠が確立されているか、という視点で考える必要がありますが、残念ながら日本人のデータはほとんど皆無に近い状況です。主に米国のデータがその根拠ということになりますが、特別な事由がなければ以下が推奨されます。

    21歳(前後)以上に対し、子宮頸がん検診として3年に1回の細胞診。または(30歳以上の方は)ウィルス検査を合わせて5年に1回。

    これは多ければ多いほど良いというものでもなく、検査の偽陽性を増やすデメリットも考えられたバランスです。なお、検査の開始時期は国によって多少異なります。

    また、その他の推奨されるがん検診については以下のようです。

    •50歳以上に対し、大腸がん検診としての年1回の便潜血検査または10年に1回の大腸内視鏡検査
    •40または50歳以上に対して1-2年に1回の乳がん検診
    •55-80歳の一定数以上の喫煙者に対するCTによる肺がん検診

    また米国と比較して圧倒的に多い胃がんに関しては、米国のデータは参照できず、韓国のデータがもとになりますが、

    •2-3年に1回の胃カメラによる胃がん検診(いつからが適切かは不明ですが50歳からとされています)

    も推奨されています。


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    総合内科医 医学博士

    男性特有のがんとしては、前立腺がんが多く、高齢者に多いという特徴があります。一方で女性特有のがんは、子宮頸がんや乳がん、卵巣がんなど、若年~中年で発症するものが多いため、こういった差が生まれるものと思われます。他に若年者がなりやすい癌としては、胃がんがありますが男女差は目立たず、40歳以上の人が多い印象です。

    結婚や妊娠、出産などライフイベントが多い時期にがんに罹患すると、精神的にも肉体的にも大きな負担となってしまいます。また、若い女性は、育児や仕事で忙しいため健診を受診できず、進行してから見つかるというケースも多くみられます。実際に、専業主婦の健診受診率は著しく低く、大きな課題です。


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