企業財務の知識を家計に応用! パーソナルファイナンス入門
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個人がバランスシートを作るには、先ず借方をリストアップします。取り敢えず、金融資産を棚卸ししてください。
時価と取得価格が異なるものは、その差額をざっくり確認します。
それ以外は、普通の人ならば、持ち家、車くらいかと。
あと、友人や子供などに貸付がある人は貸付金として把握します。
次に貸方ですが、大抵の人は家や車の借入金だと思います。
クレジットカード等のリボ払い分やボーナス一括払いもリストアップします。
この差額が純資産になります。
なお、自宅ですが、減価償却ではなく、SUUMOなどで似たような物件の売出し価格の9割くらいに考えるのが無難です。
私は四半期に一度チェックしています。バランスシートを作るのも良いのですが、それよりもEXCELで簡単な将来のキャッシュフローのモデルを作る方が各人生のステージでの必要資金(例:子供の教育費など)にも対応でき、時間軸の中での資金繰りのの見える化が可能になります。
これを作れば老後に必要なのは2000万円なのか5000万円なのかいつ退職できるのかについても目安が分かります。
金利や収入の変化をできるモデルにしておけばワーストケースなどの分析もできます。個人の家計管理で、バランスシートなんて複雑なもの作る必要ありません。
毎月の概算の収支表を作れば十分です。
キャッシュレスにしていれば、カード支払額を元に、月々の生活費の概算は容易です。
ローンは毎月の支払い額が決まってるから、それを収支表に載せればいいです。
ボーナス払いの額は、月按分して毎月貯蓄すればいいです。
僕は自然災害の多い国で家を買うことを推奨しませんが。
自動車の市場価格なんて載せてどうするんですかね?
そんなの計算する時間が無駄です。
足として必要であれば、乗り潰して買い換えるのが最も合理的です。
買換えサイクルと買換え費用を把握すれば十分です。
僕は仕事で会計を扱う仕事をしていますが、自分の家計管理では使いません。
資産運用に関してはバフェットが推奨しているように、一般人は全米インデックスファンドに投資するのが最適解です。
バランスシートに終身保険とか載せるあたりが、このFPは保険の代理店業務をしているのでは、と疑問が湧いてしまいます。
公的保障の充実している日本では、小さな子供のいる家庭の死亡保険以外は不要です。